七福神の一柱である弁財天は、流れる水の音にちなんで音楽や芸事を司る女神として信仰されてきました。「弁才天」が次第に「弁財天」に転じ、銭洗弁天の湧水で銭を洗うと財を生む、干支暦(かんしれき)の巳の日は弁財天と縁が深く財運に恵まれるなど、財運の神として広く祀られてきました。 蛇は古来より弁財天や宇賀神の使いといわれ、豊穣と繁栄をもたらす神獣として信仰の対象とされてきました。また、夢に見ると富を呼び財運をもたらし、脱皮を繰り返す姿が不死に通じるとされ、農耕神や水神として崇められています。 滔々(とうとう)と流れる川を背景に、弁財天と蛇の神秘的な結びつきを描いた吉祥画です。
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